新しい都市農地制度に関する情報交換会および
「農」の機能発揮アドバイザー派遣事業説明会開催報告

令和元年度

都市農地制度にかかる情報交換会および「農」の機能発揮アドバイザー派遣事業説明会について(報告)
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 平成27年に都市農業振興基本法が成立して以降、都市農地をとりまく法制度の改正や創設、それらをふまえた各地での取組みが進む状況をふまえ、当センターでは昨年度に引き続いて都市農業・都市農地に携わる自治体担当者や農業関係者、民間事業者等を対象とした都市農地制度にかかる情報交換会を全国3会場で開催しました。
あわせて、当センターで実施している農林水産省の交付金事業「『農』の機能発揮支援アドバイザー派遣事業」(都市農業機能発揮支援事業)の説明会も実施いたしました。
3会場120名超が出席
 7月11日東京、18日大阪、19日名古屋の各会場には、あわせて120名を超える方々にお集まりいただき、「都市農地貸借法」「都市農業振興地方計画」「特定生産緑地」など最近の都市農業・農地に関わるテーマを中心に、農林水産省・国土交通省の担当官からの情報提供、各地の自治体における取組み状況の紹介、それらに対する質疑応答・情報交換などが活発に行われました。特に農林水産省から紹介のあった、農山漁村振興交付金(都市農業共生推進等地域支援事業)については、その活用について参加者の関心も高く、活用事例や事業の要件、応募手続きなどについて、具体な説明がなされました。
ミニ講演の地方開催
 また、大阪・名古屋の会場では、学識者によるミニ講演も行われ、大阪府立大学・増田昇名誉教授(大阪会場)からは「大阪府の地方計画と農業のビジネス化」について、名城大学・小池聡教授(名古屋会場)からは「市民農業塾を通してみた都市農業のこれから」について、それぞれ研究成果に基づく大変興味深いお話をいただきました。
 このミニ講演については、従来、東京圏でしか開催されていなかった当センターの定期講演会やゼミナールを補完する催しとして試行したもので、今回大変好評であったことからも、今後、同様の地方開催の機会を設けるよう検討してまいります。
アドバイザー派遣事業の紹介
 あわせて開催した「農」の機能発揮アドバイザー派遣事業の説明についても、事業制度の説明に加えて、実際の派遣の様子をアドバイザーが報告するなど、本制度についてより理解を深めていただく内容となりました。
 当日終了後も、各会場では当センターの自治体政策支援室への相談が相次ぎ、特定生産緑地への移行、都市農地の活用意向、市民農園整備、地場農産物の生産販売体制づくりなど、各自治体が抱える具体の課題の解決に向けて、アドバイザー派遣制度の利用も含めた今後の対応を、それぞれ検討していくことといたしました。
おわりに
 当センターでは、今回参加された皆様のご意見・ご感想も踏まえ、今後も定期講演会やゼミナールの開催を通じて、各地での取組みに資する情報提供等を行なってまいりますので、どうぞご期待ください。
〈7月11日、東京会場の受講風景〉
■日程
場所 日程  会場
東京 令和元年7月11日(木) 綿商会館6階ホール
大阪 令和元年7月18日(木) サムティフェイム新大阪2階ホール1
名古屋 令和元年7月19日(金) 名古屋VIP貸し会議室名古屋駅前
(オルバースビル貸し会議室)3階大会議室

■東京会場 7月11日(木)
 綿商会館6階ホール
時間
13:00   受付開始
13:30 <開 会>
13:30〜15:00 <第1部> 情報提供・情報交換
  • 農林水産省、国土交通省からの情報提供
  • 自治体の取組み状況:東京都練馬区、東京都三鷹市
  • 質疑応答
15:00〜15:40 <第2部> 「『農』の機能発揮支援アドバイザー派遣事業について」
  • 事業の説明、PR
  • 派遣事例の紹介
15:40 <閉 会>  

15:40〜17:00   ・アドバイザーを対象とした連絡会議
・当センター自治体政策支援室による個別相談会

■大阪会場 7月18日(木)  サムティフェイム新大阪2階ホール1
時間
13:00   受付開始
13:30 <開 会>
13:30〜14:00 <第1部> 「『農』の機能発揮支援アドバイザー派遣事業について」
  • 事業の説明、PR
  • 派遣事例の紹介
14:00〜15:50 <第2部> 情報提供・情報交換
  • ・農林水産省、国土交通省からの情報提供
  • 自治体の取組み状況:京都府
  • 学識者による講演:増田昇氏(大阪府立大学名誉教授)
      「大阪府の地方計画と農業のビジネス化」
  • 質疑応答
15:50 <閉 会>  

15:50〜17:00   ・アドバイザーを対象とした連絡会議
・当センター自治体政策支援室による個別相談会

■名古屋会場 7月19日(金)  名古屋VIP貸し会議室名古屋駅前
                          (オルバーズビル貸し会議室)3階大会議室
時間
13:00   受付開始
13:30 <開 会>
13:30〜14:00 <第1部> 「『農』の機能発揮支援アドバイザー派遣事業について」
  • 事業の説明、PR
  • 派遣事例の紹介
14:00〜15:50 <第2部> 情報提供・情報交換
  • 農林水産省、国土交通省からの情報提供
  • 自治体の取組み状況:愛知県
  • 学識者による講演:小池聡氏(名城大学教授)
     「市民農業塾を通してみた都市農業のこれから」
  • 質疑応答
15:50 <閉 会>  

15:50〜17:00   ・アドバイザーを対象とした連絡会議
・当センター自治体政策支援室による個別相談会

平成30年度

新しい都市農地制度に関する情報交換会および「農」の機能発揮アドバイザー派遣事業明会の開催結果ついて

去る6月20日の衆議院本会議にて、「都市農地の貸借の円滑化に関する法律」が可決成立したのに併せて、当センターでは、地方自治体の都市計画、農政担当者や農業関係団体、農地所有者、都市計画・まちづくりのコンサルタント等、都市農業・都市農地の実務に携わる皆様を対象に、新しい都市農地制度について、農林水産省、国土交通省の担当官をお招きし説明いただくとともに、当センターより現行の生産緑地の多くが指定後30年を迎える2022年までに取り組むべきことなどについて、情報交換会を開催致しました。終了後、当センターの自治体支援室への地方計画の作成や防災協力農地に対する相談も寄せられています。

 7月17日東京、18日名古屋、19日大阪の各会場では、猛暑が続いたにもかかわらず、当初の想定を上回る総計240名余りの出席があり、盛況にて開催することができました。農林水産省、国土交通省の説明に対する質疑応答も活発に行われ、新しい都市農地制度への関心の高さを改めて認識するとともに、国の担当官と地方自治体等の方々が直接対話する貴重な情報交換の場になったと想われます。

 また、当日は、当センターが農林水産省の補助を受けて実施している平成30年度の「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業についても併せて説明致しました。
 
 この結果を踏まえ、今後開催予定の定期講演会やゼミナールの議題・内容に反映する所存ですのでご期待ください。

〈7月17日、東京会場の受講風景〉

■日程
場所 日程  会場
東京 平成30年7月17日(火) TKP上野ビジネスセンター(2F)
名古屋 平成30年7月18日(水) TKP名古屋伏見ビジネスセンター(3F)
大阪 平成30年7月19日(木) サムティフェイム新大阪(9F)ホール4

■内容 (各会場共通)
時間  
13:30   受付開始
14:00〜14:05 <開 会>
14:05〜14:30 <第1部> 「『農』の機能発揮支援アドバイザー派遣事業説明会」
  • 事業制度説明、活用事例紹介およびビジユアルコンテンツ紹介
14:30〜16:00 <第2部> 「新しい都市農地制度に関する情報交換会」
  • 生産緑地法、都市緑地法、都市計画法等、税制その他(国土交通省担当官)
  • 都市農地の貸借円滑化法、税制その他 (農林水産省担当官)
  • 新しい制度に対応して自治体が2022年までに取組むべき準備作業等(都市農地センター)
  • 質疑
16:00 <閉 会>  

16:15〜16:45   「都市農地活用・保全アドバイザー会議
※当センターのアドバイザーとして登録されている方の情報交換等です。
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