事務の流れは、下の通り。既設組合のデータによれば、この間、平均5〜6ヵ月。発起人選出までに、組合設立予定地区がほぼ決定し、同地区内土地所有者の土地利用意向と、それに基づく地区全体のまちづくり構想の大枠が策定されていることが必要です。またそこまで固まっていれば、下図の作業についても、手引書や既設組合の事例などを参考に、事務局レベルで十分に対応できます。この間の発起人にとって最大の課題は、言うまでもなく地区内土地所有者の合意形成です。多くの場合、この段階では必ずしも全員が同一歩調ということにはならないでしょう。ひとつひとつの作業を経るなかで、発起人や事務局はもとより、関係者相互が理解を深めていった結果として迎える大きな節目が設立準備会の開催なのです。
発起人選出から設立準備会までの手続き

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