スカイべジ | 平成30年3月掲載
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専門家集団が、サービス付き高齢者向け住宅入居者に提供する定期開催の楽しい菜園活動
- 身近な空間を活用した野菜栽培、収穫を通じて生まれる日常生活の充実
取組みの概要
「スカイべジ」のメンバーは商社OBと元マーケティング会社経営者の2人、リタイア後に参加していた農業NPOで研修中に知り合った。 特製の木製ラック(レイズドベッド)を使うことにより、都会でも、高齢者に農作業の楽しさを味わってもらうサービスを実現しようと意気投合。 次のコンセプトで、最初の1年半は、大阪市と周辺市町村の高齢者施設をリストアップし、戸別訪問して売り込んだ。 ◆玄関出たらすぐ菜園 |
高齢者住宅敷地の軒下に設置した特製の木製ラッ 無農薬、有機農法での定植、播種 植えた野菜のできばえについて会話が弾む |
取り組みの経緯
・平成27年5月 大阪市内の2か所でスタート ・平成27年11月 枚方市、高槻市の2か所でスタート ・平成28年11月 京都市内3か所でスタート 現在7か所で菜園教室を展開中 |
耕作地確保・営農主体など
特養、介護付有料老人ホーム、デイサービス施設等の介護施設利用者の間でも農作業を楽しみたいというニーズは強いが、施設スタッフやヘルパーは人数も少なく多忙で、こうした新しい試みに取り組む余裕がないのが実態である。 「スカイベジ」の契約先は「サ高住」で、介護保険ではない、任意サービスとして実施されているが、こうした専門家集団に業務を委託することにより、施設側も大きな負担なしに高齢者の農作業ニーズに応えたサービスを提供できる。 今後は、要介護者を対象とした介護保サービスへの展開が期待される。 また、地域によっては、住宅敷地ではなく、周辺の農地を利用することも考えられる。 |
90歳を超えるお年寄りもレタスの収穫に目を輝かす |
都市農業の機能発揮
農地やビル屋上等を利用した農園で、野菜の栽培、収穫等を行うことにより、高齢者の健康維持やコミュニティづくりに寄与する。 |
団体概要 | |
団体名 | スカイべジ |
活動地域 | 大阪府・京都府 |