都市農地活用支援センターでは、都市農地の保全・活用のあり方についての理解と知識を深めるための「都市農地活用実践ゼミナール」を開催しています。
この度、令和6年度のゼミナールとして「『農のエリアマネジメント』の可能性について考える」を開催することになりましたので、お知らせいたします。
近年、都市部における農や農的活動への関心の高まりとともに、農地や農的空間を地域住民等が利用・
農体験する機会が増えています。これらは農との関わりだけでなく、コミュニティ形成等、周辺地域と多面的なつながりも有し、豊かな地域づくりやエリアマネジメントに発展する可能性が考えられます。
そこで、今回は都市農地センターが2024年に発行した事例集「ポスト2022年の都市農地」で採り上げ
た「農のエリアマネジメント」に関連する2地区(横浜、日野)について、執筆いただいた専門家より講義いただき、受講者のみなさまと一緒に考える場をもちます。
[開催概要]
■ 日時: 令和7年2月13日(木)18:00~20:30
■ 会場: オンライン(zoomウェビナー)
■ 定員: 5 0 名
■ 受講料: 2,000円( 学生1,000円)
■主催:一般財団法人都市農地活用支援センター
フライヤーはこちら
受講料はpeatixを通じ原則事前支払いとなります。難しい方はご相談ください。
18:00 趣旨説明
一般社団法人都市農地活用支援センター
18:10 講義1「横浜ふるさと村・恵みの里など(神奈川県横浜市)」
~農あるまちづくりにおける市民主体の地域運営
講師:内海宏氏(株式会社地域計画研究所代表取締役)
19:10 講義2「日野市農のある暮らしづくり協議会」
〜農地をまちづくりの資源として積極的に保全・活用する〜
講師:丸木英明氏(一般社団法人TUKURU 代表理事)
20:05 意見交換「横浜、日野の事例からみた農のエリアマネジメントについて考える」
進行:都市農地活用支援センター
パネリスト:内海宏氏、丸木英明氏
20:30 閉会
内海宏 氏
株式会社地域計画研究所代表取締役
横浜市まちづくりコーディネーター、都市農地活用・保全アドバイザー、横浜市市民
農園コーディネーター、横浜国立大学非常勤講師、ほか
「さまざまな立場の住民が地域で豊かに暮らせる仕組みづくり」にこだわり、コミュニティづくりや地域福祉の推進、郊外の住宅地再生、農あるまちづくりなど、地域まちづくり活動支援に奮闘中。特に、エリアマネジメント、耕作放棄地・空き地の農園利活用、空き家・空き店舗でコミュニティカフェの設置・運営、高齢者の多彩な見守りのお手伝いをする機会も増えている。
丸木英明 氏
一般社団法人TUKURU」代表理事
株式会社アール・ピー・アイ業務執行役員
楽しく心豊かに暮らすために、日野市民として農のある暮らしづくりを展開。
全国の地域づくりを支援する仕事の経験を活かし、「農のある暮らしづくり協議会」の運営と「農のある暮らしづくり計画」の策定に携わる。この計画を推進する組織として、一般社団法人TUKURUを設立。仲間の輪の広がりが、農のある暮らしづくりの推進力になることを実感している。